自宅に担保が付いていても、残せる可能性を一つずつ確認する
「自宅に銀行の担保が付いている」「会社の借入に経営者保証を入れている」——この状態のまま資金繰りが行き詰まると、いざ再生・再出発を考えるときに自宅を手放さざるを得ない場面が出てきます。ですが担保や保証の状況によっては、経営者保証ガイドラインの活用やリースバック、第二会社方式などで、自宅を残せる可能性が残っていることもあります。鍵は、選択肢が狭まる前に早く動くこと。広島で再生支援70社超・無料電話相談500件超の当社が、自宅と担保・保証の現在地を整理し、取り得る手段を一つずつ一緒に確認します。代表の水野が直接お話を伺います。
会社の延命と、自宅・不動産の保全を分けて考える
営業利益が戻る見込みのある会社と、これ以上の損失拡大を止めるべき会社とでは、目指すゴールがまったく違います。前者は再生の道を、後者は傷が浅いうちの再出発を考えるべきで、その判断を誤ると自宅や家族の生活まで巻き込んでしまうことがあります。
だからこそ私たちは、会社の数字と家計の数字を意図的に分けて眺めます。会社の資金繰りに自宅や家族の生活費を巻き込んでいないか、守るべき最低限の暮らしはどこまでか。ここを整理しないまま会社の延命だけを追うと、結果として一番大切なものを失いかねません。社長が最後に何を残したいのかを、まず言葉にすることから始めます。
こんなサインが出ていたら、不動産の判断は後回しにしない
不動産に関する判断を先送りにすると、選べる選択肢が急に狭まることがあります。次のような状態に心当たりがあれば、資金が尽きる前に一度立ち止まって整理することをおすすめします。
- 自宅や事業用不動産に、銀行などの担保(抵当権)が付いている
- 会社の資金繰りと、家族の生活費の出入りが混ざってしまっている
- 事業を続けるべきか、撤退すべきか、自分では判断がつかない
- 売却・リースバック・保全のどれを、いつ検討すべきか分からない
- 個人保証(経営者保証)が自宅にどう及ぶのか把握できていない
会社と家計を分けて、現金と不動産の現在地を見る
自宅と家族の生活を守る検討では、会社のお金と家計のお金を切り分けたうえで、4つの観点から現在地を確認します。数字を可視化することで、感情ではなく事実に基づいて判断できるようになります。
自宅の状況
誰の名義か、担保や住宅ローンはどうか、生活維持にどこまで必要かを確認します。
不動産の活用余地
売却・賃貸・リースバック・保全など、取り得る選択肢を一つずつ整理します。
家族の生活費
会社資金と家計を分け、最低限守りたい暮らしの水準を見える化します。
判断の時期
資金が尽きる前に、不動産の判断をいつまでに下すか期限を決めます。
自宅を残す可能性を広げる、代表的な手立て
状況によっては、自宅や家族の生活を守りながら再生・再出発を図れる手立てもあります。いずれも担保や債務の状態次第で取れる・取れないが変わるため、ここでは一般的な考え方として整理します。どれが現実的かは、専門家を交えて個別に確認します。
- 第二会社方式で事業を切り離す採算の取れる事業だけを新会社へ移し、過大な債務を旧会社に残して整理する手法です。雇用や取引を守りつつ再出発できることもあります。
- 経営者保証ガイドラインを活用する一定の要件を満たせば、個人保証の整理にあたり自宅など一定の資産を手元に残せる場合があります。早めの相談ほど選択肢が広がりやすい枠組みです。
- リースバックで住み続ける自宅をいったん売却して資金化しつつ、賃貸として住み続ける方法です。生活基盤を維持しながら資金繰りを立て直せることもあります。
- リスケ(返済猶予)で時間を作る銀行交渉により返済を一時的に猶予し、不動産や家計を整える時間を確保します。税金・社会保険の分納と組み合わせることもあります。
家族の生活保全を、資金繰り改善と同時に進める手順
私たちは家族の生活保全と資金繰り改善を別々ではなく、同じ流れの中で進めます。次の順番で、社長と一緒に一つずつ整理していきます。
- 最後に守りたいものを確認する会社・家族・自宅・従業員の優先順位を、社長の言葉で言語化します。
- 不動産と担保を整理する名義・担保・評価額・売却の可能性を洗い出し、現在地を把握します。
- 継続と撤退の両方を試算する事業を続けた場合と撤退した場合で、資金繰り・生活費・債務整理への影響を比べます。
- 実行の順番を決めるリスケ・売却・保全策・生活の再設計を、無理のない順番に落とし込みます。
関連する支援・情報
- 資金繰り改善の進め方会社と家計、それぞれの資金が尽きる期限を確認する
- リスケ(返済猶予)の進め方返済を一時猶予して不動産と家計を整える時間を作る
- 税金・社会保険の分納滞納を整理し家計の固定費負担を立て直す
- 無料の電話相談自宅と家族の保全について社長が直接相談する
- 再生支援の事例家族と自宅を守りながら再生した実例を読む
よくあるご質問
自宅に銀行の担保が付いていても、残せる可能性はありますか。
担保や債務の状況によりますが、経営者保証ガイドラインの活用やリースバックなどで、自宅に住み続けられることもあります。可否は個別事情で変わるため、無料電話相談で具体的に確認します。
経営者保証ガイドラインとは、どのような仕組みですか。
一定の要件を満たす経営者が、個人保証を整理する際に自宅など一定の資産を手元に残せる場合がある枠組みです。早めにご相談いただくほど選べる手が広がりやすい制度です。
会社を廃業しても、家族の生活は守れますか。
廃業=すべてを失う、とは限りません。傷が浅いうちに会社の整理と家計の保全を分けて進めれば、生活基盤を残せることもあります。まずは何を守りたいかの整理から始めます。
第二会社方式を使うと、自宅はどうなりますか。
第二会社方式は事業を切り離す手法で、自宅の扱いは担保や保証の状況によって変わります。不動産保全とあわせて、専門家と連携しながら個別に検討する必要があります。
相談すると、必ず自宅を売却することになりますか。
いいえ、売却ありきでは進めません。保全・売却・リースバックなどを並べて比較し、社長の希望と現実の両方を踏まえて一緒に選びます。相談の中で可否を判断していきます。
相談は社長本人でないと受けられませんか。費用はかかりますか。
電話相談は無料で、まずは社長ご本人からのご連絡をおすすめします。広島・中区の事務所で代表の水野が直接お話を伺います。営業は月〜土の9〜19時です。
無料相談はこちらから
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